人気ブログランキング | 話題のタグを見る

美しい国へ…あれから11ヶ月

以前、こんな記事を書いていた。
ちょうど安倍首相の著書「美しい国へ」がベストセラーとなっていた頃。

美しい国を目指して…

れから約11ヶ月、8月27日、内閣改造が行われた。
今まで政治記事についてのコメントはこのブログではほとんど書いてない。
コメントするのが難しいというのもあるし、
記事の内容が十分理解できていないというのもある。
今日はほぼ一日中各テレビ番組では官邸と中継をつなげて
この内閣改造を報道していたように思う。
夜に見た番組では、首相の改造に際しての記者会見の様子を報じていた。
改造・今後に向けた決意表明をしていた首相ではあったが、
どこか疲れているように見えたのは、私だけではないはずである。

の11ヶ月の間に、いろんなことがあった。
「政治とカネ」の問題、大臣の発言問題、年金記録の問題、参院選…、
きっと大抵の人なら逃げ出すような問題の数々である。

閣改造を受けての報道・コメントなどでも厳しい意見が聞かれた。
「清新さがない」「いつまで持つのか」などなど…。
しかし、私は思う。
まだ11ヶ月である。就任から1年経っていない。
批判だけなら、するのは簡単、けど実行に移すのはなかなか難しい。
「政治は結果」、確かにそうだろう。

しかし、何か結果を求め過ぎてはいないかと…。


小泉首相の就任期間は5年近くだったように思う。
郵政民営化を問う選挙は就任から4年経っていた。
今の安倍首相はその4分の1もやっていない。
その間にも次々に表面化する問題の中で
結果を残すのは至極困難ではなかっただろうか?
確かに氏の政治手法に全く問題がなかったわけではなかったように思う。
十分に議論が尽くされぬまま強行採決に至った例も数多い。
それでも早急な結果を求め、

「結果が出てない」と事を急いているような気がしてならない

のは私だけではないはずである。

差の問題、景気の問題など
深刻な問題はたくさんある。
さらに財政再建にも取り組まなければいけない厳しい現実。
かつてのように「景気対策」と称して
公共事業を全国各地で展開することはもはや不可能なのだ。
「重厚な布陣」と言われる今回の内閣改造、
批判もあるだろうが、これで完璧ということはない。
もう将来に向かって歩き出したものだから、
あれこれ言っている暇はないのではないか?

ねてから所信表明の中でも多用される「美しい国」、
まだ具現されているとは言い難いものの、
数々の批判を乗り越えて、
後々に結果を残していけるよう、今後の内閣に注目したい。

人気ブログランキングへのクリック、よろしくお願いします。
人気blogランキングへ
by fujitaka_1 | 2007-08-28 00:35 | 雑感


<< 脳内メーカー 神戸マリン菓 >>