今日は、日本の広い範囲で「春一番」が吹いたという。
春一番とは、 立春のころ、その年、初めて吹く強い南風のことであり、 発達した低気圧が日本海を通るときに吹き、気温が急に上がるという。 今日はまさにそんな天気であり、 一日を通して暖かい風が吹いていた。気温もぐっと上がった。 今年は本当に冬らしい天気が少ない。 もう本当にこのまま春が来そうな勢いである。 しかしながら「春一番」と聞いて思い出すのは、 何と言っても もうすぐ春~ですね~♪ のフレーズでおなじみのキャンディーズの曲であろう。 (もう30年前の曲である。自分が生まれた頃じゃないか…) で、話を本題に戻して久々の本紹介である。 20~30代が組織の中で感じている閉塞感について書かれている本である。 会社という組織に入り、ただレールに乗っかっていれば 順当にポストを得られていた時代はもうとっくに終わった。 今はそのレールすらどこで外れているかわからないというものだ。 いや、 レールがあるとすら思ってはいけないのであろう。 組織の中ではなく、自分自身でレールを敷くことをしなければ しっかりと生きていくことができない、 何か社会の厳しさというものを実感させられた一冊であった。 今とっている新聞で少し前に 「ロストジェネレーション」という特集で連載があった。 バブル崩壊後のいわゆる「失われた10年」の間に ちょうど就職を迎えた世代のことである。 ちなみに私もその世代に入っている。 組織に埋もれることなく、自分の道を見出していく姿が取り上げられていた。 組織にしがみついていては閉塞感はただ増すのみ、 閉塞感を破るために組織に頼ることなく生きていくことが大切だ。 しかしながら、この「春一番」で 社会全体に漂っている この閉塞感を吹き飛ばしてもらえたらなあ と、ちょっと願っていたりもする今日この頃である。 人気ブログランキングへのクリック、よろしくお願いします。 人気blogランキングへ
by fujitaka_1
| 2007-02-14 22:11
| 雑感
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