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春一番で吹き飛ばしてもらいたいこの閉塞感~本紹介 若者はなぜ3年で辞めるのか~

今日は、日本の広い範囲で「春一番」が吹いたという。
春一番とは、
立春のころ、その年、初めて吹く強い南風のことであり、
発達した低気圧が日本海を通るときに吹き、気温が急に上がるという。
今日はまさにそんな天気であり、
一日を通して暖かい風が吹いていた。気温もぐっと上がった。
今年は本当に冬らしい天気が少ない。
もう本当にこのまま春が来そうな勢いである。
しかしながら「春一番」と聞いて思い出すのは、
何と言っても

もうすぐ春~ですね~♪

のフレーズでおなじみのキャンディーズの曲であろう。
(もう30年前の曲である。自分が生まれた頃じゃないか…)

春一番で吹き飛ばしてもらいたいこの閉塞感~本紹介 若者はなぜ3年で辞めるのか~_c0034228_2215837.jpg

で、話を本題に戻して久々の本紹介である。
20~30代が組織の中で感じている閉塞感について書かれている本である。
会社という組織に入り、ただレールに乗っかっていれば
順当にポストを得られていた時代はもうとっくに終わった。
今はそのレールすらどこで外れているかわからないというものだ。
いや、

レールがあるとすら思ってはいけないのであろう。

組織の中ではなく、自分自身でレールを敷くことをしなければ
しっかりと生きていくことができない、
何か社会の厳しさというものを実感させられた一冊であった。

今とっている新聞で少し前に
「ロストジェネレーション」という特集で連載があった。
バブル崩壊後のいわゆる「失われた10年」の間に
ちょうど就職を迎えた世代のことである。
ちなみに私もその世代に入っている。
組織に埋もれることなく、自分の道を見出していく姿が取り上げられていた。
組織にしがみついていては閉塞感はただ増すのみ、
閉塞感を破るために組織に頼ることなく生きていくことが大切だ。

しかしながら、この「春一番」で
社会全体に漂っている

この閉塞感を吹き飛ばしてもらえたらなあ

と、ちょっと願っていたりもする今日この頃である。

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by fujitaka_1 | 2007-02-14 22:11 | 雑感


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