そういや、この辺りで気づいたことが一つ。
スタート前の準備の際に、長丁場のマラソンの時は、 ウェアと肌の擦れ防止のために、必ず絆創膏を胸部等に貼っておくのだが、 ゼッケンを事前に取り付けていたこともあって、 貼るのを忘れたことに途中で気づく始末。 幸い大した擦れや出血はなかったものの、 いやいや準備はしっかりしとかないかんなと思った次第である。 話をレースに戻して、 この大会の特徴の一つとして、常に海側を走ることが挙げられる。 折り返してからは行きのランナーに配慮しながらも道の右側を走るようになる。 先に止められた大部の港を再び通過、 もうすぐ見えてくるだろうと思われた25km地点の看板がなかなか見えない。 ペースがそんなに落ちているわけでもないのに、ちょっともどかしかった。 25km地点過ぎで12時のサイレン。 だんだんとアップダウンが堪えてきだす頃、 上りが少しずつきつくなってきていた。 でもまだ歩きに切り替えるわけにはいかない。 自分を奮い立たせる。 道の駅のトイレをお借りして用を足し、先を急ぐ。 少しばかり歩道を走る区間、行きに下った急坂、 「こりゃ帰りは上れんで。」 と心の中で思ったが、実際歩いてしまった。 坂が緩やかになる頃、再び走り出す。 行きに景色は見ていたため、この頃になると、もう無心で足を一歩一歩前に出す、 この繰り返しが続いた。 途中のエイドでは、名物の小さいおにぎりもいただいた。 そんなこんなで道なりに走り、最後の坂。 自分の心の中と足との葛藤、 だいぶん足にきていて苦しい走り、正直少し歩いた。 体力、脚力がまだまだだ。 それでも同じ坂を行く知り合いのランナーを見つけ、 「もう最後の坂なのだから。」と思うと、 ゆっくりでも走ろうという気になり、頑張れた。 坂の頂上まで来て、ここからは下りか平坦な道。 前回同様ホッとした。 時計を見ながら4時間10分くらいまでにはゴール出来そうだと感じた。 坂を下って40km地点辺りで、名物の「あめ湯」のエイドが。 「これを楽しみにしていたんですよ!」 とはっきり声に出し、「そんならようけ飲んでって。」との会話。 いや、ほんと体に染み入る美味しさだった。 最後まで頑張れる元気をもらったといっても過言ではない。 最後の平坦部分、ラストスパートは掛けられなかったが、 何とかスピードを落とさずにゴール!長い戦いが終わった。 ゴール後は、しばし座り込んだ後着替え、にゅうめんをいただいて帰途についた。 今季初のフルマラソンは、予想通り苦しい走りになったが、 今後も機会を見つけて走り込み次につなげていきたい。 ※遅れ馳せながらの長文ご覧いただき、ありがとうございました。 人気ブログランキングへのクリック、よろしくお願いします。 人気blogランキングへ
by fujitaka_1
| 2014-12-21 20:03
| マラソン
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