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龍馬脱藩マラソン レポート(その2)

コースは川に沿うように時々橋を渡りながら道なりに走る。
少しずつ勾配はきつくなっていると思われたが、
10kmを過ぎてもさほどペースを落とすことなく順調な感じ。
12.5km、第4エイドからそれまでの道から分岐した道を行く。
「ここから上りですよ~。」との沿道の声援。
次のエイドまでの3.4kmで標高差120m上るのだから、
だんだんと上がっているのを実感するが、

走って上れないというほどではない。

とにかく一定のペースを崩さずに前を行く。
上り坂の影響か、もうすぐと思うエイドがなかなか見えてこない。

「あれ、エイドのある地点を勘違いしてたのかな?」

と思うと15.9km、第5エイドがやっと見えてきた。
朝着いた時には寒いくらいの気温だったが、
日差しは強く、走っていると、暑いと感じることすらあった。

日向と日陰とで気温差がかなりある。

そしてこの辺りで折り返しのランナーが勢い良く坂を駆け下りていた。
もう別世界の走りだった。
15.9km、第5エイドを過ぎてから本当に坂がきつくなった。
坂続きというのもあるし、勾配がきつくなってきたのもきついと感じる原因だった。

「次のエイドまではキロ7分、

いやキロ8分になっても走り続ける。」


と心の中で思いながら前だけを見ていた。
折り返しのランナーからの声援がありがたかった。
それでも手を挙げて応えるのが精一杯だった。
あの電信柱まで、あのカーブまでとか思い続けながら走り続けるが、
ついに歩きが交じりだした。

「歩くのはまだ早い。」

大股で歩きながら走るタイミングを見計らい、再び走り出す。
2~3箇所で歩きが入り、きついなあと思っていると、
19.3km、誘導された道はトレイルランのような道だった。

ここを少し走って下ると、出ました!激坂!

一瞬走ろうと試みるが、これはいかんと思い、
後ろから走られている人に道を譲り歩きに徹した。
ほとんどの人が歩いている。
ランニングと言うより登山、いや登山でもきつい部類に入るんじゃない?
と思うような急峻な坂だった。
何とか歩き通し、再び県道へ。
知り合いに会い声援をいただいて20km、第6エイドに到着。

いや、なかなかすごいコースだ。

エイドでバナナ、おにぎりをいただき補給をし、トイレも済ませた後、
折り返し地点にて脱藩。ここからは下り基調となる。

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by fujitaka_1 | 2013-10-14 22:25 | マラソン


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