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美しい国を目指して(その2)~兼 本紹介「美しい国へ」~

第90代首相に安倍晋三氏 新内閣が今夜発足

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一時期本屋で人気のあるなんて以前書いたが、
この間訪れた本屋での売り上げランキングは1位になっていた
「美しい国へ」、まだまだ人気は続きそうだ。
で、著者である安倍晋三氏が首相に就任した。

以前このブログでも書いていた部分も多いが、

(参考)美しい国を目指して

この本を読みきったところで改めて感想等を含めて書くこととしたい。
後半部分で印象に残ったのが、

「セーフティネット」



「リスペクト」

という2つの用語である。

セーフティネットについては、
社会保障、特に年金制度についての記述の中で、、
社会保障は人生のセーフティネットであるという表現があった。
一時期年金が大きく取り上げられ、
「年金国会」とまでいわれたことがあったが、
いま納めている保険料がどう使われ、
自分の年金がどのように支払われるのか、
いやちゃんと支払われるのか、
まだまだ関心の薄い人が多いのではないだろうか?
本では学術的ではなく、図解もないが、年金制度についての記述がある。

また、教育問題については、氏の強調する部分であるが、
「リスペクト」(尊重する・価値を認める)することの大切さ、
また、今、学校・地域社会において、
人と人との結びつきが薄れてきている現状を説いている。
それにしても今、教育を取り巻く環境が
こんなに乱れているとは思わなかった。
国への誇りを持つことについて、
この国を愛し…なんて書くと、いろいろな批判が飛び出すことがあるが、
自分の生まれた国に誇りを持ち、愛し、希望を持つことは
法律云々以前に、人間として当然のことではないだろうか?
教育改革にも期待したいところである。
ただ気になるところをあげれば、
大学入学の条件でボランティアとか9月入学というのは
どうなんかなあとは思う。
そもそも「ボランティア」の語源って、「自発的」ではなかったか?
それを条件にするって、「自発」の意味が薄くなると思う。

初の戦後生まれの首相誕生で世代交代が進んだとも言われているが、
世代交代は進んでしかるべきもの、
もっともっと強力に進めてもいいくらいであると私は思う。
過去の既得権益、しがらみを断ち切ってほしいものだ。
それくらい思い切ってないと
著書のタイトルとおり、「美しい国」は築かれないのではなかろうか?
また、拉致問題、再チャレンジ、イノベーション等、
新たな政策課題に対応した担当相が設けられた。
「縦割り」を脱した省庁横断的な取り組みが必要であることは間違いない。
さらに、外交問題でも課題は山積状態だが、
今後の内閣運営に注目したい。

またまたえらい長文、失礼しました。

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by fujitaka_1 | 2006-09-27 00:54 | 雑感


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