本紹介~陰日向に咲く~

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劇団ひとり著、
5編の短編小説かと思いきや、
読み進めていくうちに、それぞれの話がつながりを持っており、
一つの物語を形成している。

主人公は、
ホームレスになりたがっている人、アイドルファン、
口を滑らせてカメラマンを目指す人、
ギャンブラーな駅員 などなど。
それら主人公を取り巻く人々とのふれあいに注目して読むといい。
悲しい時、落ち込む時はここまでうまくいかなかったり、落ち込んだりするものか、
心温まる、ほのぼのとする時は、こんなにもジーンとくるものか、
まるで人の生き様の波を見たような気がした。
一番心が熱くなったのは、やはり第4章「Over run」である。
どうしようもなくなって、自暴自棄になった時から始まる
思わぬ展開に驚き、ジーンときた。
人間、悪いことって本来できないものなんだな、と感じさせられるシーン。
変化の薄い単調な生き方よりも
ちょっとした波があった方が振り返ってみて面白いのかなとも思った。
ただあんまり大き過ぎても苦しいかも?

「自分だけがよければ全て良し」などと考える人がほんと増えたここ最近、
これは自分の周りでも悲しいかな、似たような状況である。
気分も何かと沈みがちであるが、
「陰日向に咲く」花のように、
決して華々しく表に出なくとも、
しっかりと根を張って過ごしていきたいと思う。


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by fujitaka_1 | 2006-05-18 00:08 | 雑感 | Trackback(2) | Comments(0)
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