まんがでわかる論語 斎藤孝 著(あさ出版)
中国四書の一つで孔子の言行録である「論語」。 以前、ちょっと関心を持って手に取った本がこれだった。 声に出して読みたい論語 斎藤孝 著(草思社) 論語から選び出した100の言葉が掲載されている。 「朋あり、遠方より来る、亦た楽しからずや」 「巧言令色、鮮なし仁」・・・ と出てきて、 「うんうん、何か聞いたことあるフレーズだ。」 「短い言葉ながら、なかなか奥が深いなあ。」 なんて思いながら1日数フレーズずつ読んではいたものの、 途中であえなく挫折。 昔の漢文のイメージが強く苦手意識が残っているのと、 一つひとつのフレーズの意味が高尚で、 「こんな理想にはまった行動が、 そうそう出来るもんじゃない!」 という思いがあった。 本を積んでからだいぶん経って、マンガ本をコンビニで発見。 「これなら気軽に読み進められるんじゃないか。」 と思い、早速購入。 かつては天才少年と言われたものの、 事故をきっかけに一度ピアノへの道を断った高校生湊草平が ふとしたことから入部することになった音楽部での活動、 部内の人間関係などを通して成長していく姿を 論語を織り交ぜながら紹介するもの。 1章ごとに出てきた論語の訳と意味があり、 最後に紹介しきれなかった論語がどんどん出てくる。 論語の中には、既にことわざとして身近に使うもの、 よく使われる言葉も意外に多いことがわかった。 40歳を迎えた時によく使った 「四十にして惑わず」なんてのも論語の言葉である。 う~ん、本を通して「論語」がちょっとは馴染みのあるものになったが、 このマンガ本さえも、途中でちょっと中断してたくらいで、 「このままじゃいかん。」と思い、慌てて最後まで読み通したくらい。 自分の中では、論語のフレーズはやはり高尚であることに変わりはなく、 ちょっとハードルが高いかなと感じる今日この頃である。 人気ブログランキングへのクリック、よろしくお願いします。 人気blogランキングへ
by fujitaka_1
| 2016-07-22 21:10
| 読書
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