舞姫 森鴎外 著(角川文庫)
先に読んだ、「やりなおし高校国語」で出てきて、興味をそそられる作品、 全文を読んでみたくなり、購入。 現代語訳版もあるとかないとかだったが、手に取った本は原文である擬古文。 昔の自分なら見た瞬間、「うわ、こりゃたまらん。」と買うのをやめていたが、 1つの作品自体はそんなに長くないことから、 1日2~3ページからでもぼちぼち読んでいこうと思った。 主人公である官僚太田豊太郎のドイツから帰国途中の船のシーンから始まり、 氏の生い立ちからドイツ留学時代の出来事への回想シーンに移り、 日本とは異なるドイツでの暮らし、エリスとの出会いで変わる自我の変化、 親友相澤とのやり取り、エリスと仕事との選択に迫られた末の葛藤、 短い物語ながらもなかなか濃く激しい内容だった。 印象に残ったフレーズ「貧きが中にも楽しきは今の生活、棄て難きはエリスが愛」 境遇は違うものの、こんなセリフ、一度でいいから言ってみたいものだ。 人気ブログランキングへのクリック、よろしくお願いします。 人気blogランキングへ
by fujitaka_1
| 2016-06-24 20:15
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