やりなおし高校国語

やりなおし高校国語―教科書で論理力・読解力を鍛える 出口 汪 著(ちくま新書)
c0034228_21422094.jpg

本の題名にそそられて思わず買い。ちょっと読んではみたものの、
途中でやめて長いこと棚に置きっぱなしにしていた。
少しまとまった時間が取れたため、ほぼ一気に近い形で最初から読んでみた。
評論、小説、さらには詩に至るまで、
国語の教科書に載っている作品を取り上げて解説し、
文章を読み解こうとする一冊。
以下、自分の学んだこと、感じたことを書き連ねてみる。。
評論文に久しぶりに触れ、文章には流れがあり、関係がある。
文章の中には、対立(対比)関係、具体的事象と抽象的事象がある。
それらの流れや関係を探しながら、筆者の言いたいことを読み取ることが大切。
う~ん、かつてはこんなふうには読めてなかったなあ。
それでも評論文って、今読んでもやっぱり難しい。
小説の中では、夏目漱石の「こころ」、森鴎外の「舞姫」、
どちらも紙面の関係で抜粋だったが。この2作品が印象に残った。、
「こころ」は一度読んだことがあり、久しぶり。
先生と遺書の部分、もう忘れているかと思ったが、
読み進めているうちにどんな内容か思い出してきた。
「舞姫」は初読。擬古文で思うように進まないが、時折の解説がわかりやすかった。
それぞれの小説が描かれた時代背景をしっかりと意識して読むことが大切。
どちらにも言えるが、自分勝手な解釈は禁物だということを学んだ。

振り返れば、高校時代、どうも国語が苦手だった。何でだろう。
当時の先生とそりが合わなかったからか、
習った作品がつまらないと感じていたのか。あるいはその両方か。
もう教科書に載っているような作品を読むことも無かろうと思っていたのに、
今、結構読んでいるから不思議なものだ。これも何かの縁だろうか。
高校時代にはわからなくとも、今なら何となくわかる部分もある。
これを機に、様々な作品に触れていきたい。

人気ブログランキングへのクリック、よろしくお願いします。
人気blogランキングへ
[PR]
by fujitaka_1 | 2016-06-23 21:44 | 読書 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://fujitaka1.exblog.jp/tb/25729671
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 舞姫 仮面病棟 >>