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しまなみ海道ウルトラ遠足 レポート(その7)(最終)

最後の橋、来島海峡大橋、今治に向けては上り基調の約5kmの道のり。
大島からだと、第一・第二・第三の順、
まず第一来島海峡大橋を走って渡ることに決め、前をぼちぼち抜きながら行く。
夕方、18時近かったが、
まだ自転車に乗っている人、歩いている人、
そして走っているランナーと橋の上はまあまあ賑わっていた。
第二来島海峡大橋の看板を見て、

「あの斜張のところまでは歩こう。」

などと思いながら歩を進める。
しまなみ海道ウルトラ遠足 レポート(その7)(最終)_c0034228_224046100.jpg

それでもゆっくりでも走れるうちは走らなければ、という気持ちが次第に強くなり、
走っていた区間の方が多かったかもしれない。
そして一番長い第三来島海峡大橋、
糸山公園がだんだん近くに見え出すようになり、

ようやく今治に帰ってきたという気分になれた。

長い橋を渡り切り、らせん状の坂を下ったところにエイド、
大島の時ほどは水分も欲しなくなってきていたが、
それでもまだ市内までは結構距離があることを考えると、
給水はしておきたいところだったので、スポーツドリンクやまんじゅうなどもいただく。
坂を下って、国道に出るまでがまた長い。
車だったらすぐじゃないかと思うような距離でもなかなか走らないといけない。
周りはまばらになり、
時々「これで合っているよな?」と不安になりながらも真っ直ぐ走る。
ようやく国道、車でもおなじみの道。
最後のエイドは伊予銀行前とあったが、
信号越えて…、あの辺だったかなあと記憶を頼りに走り続ける。
時間を見る。19時になろうとしているところ。
19時30分までにはゴール出来るんじゃないかと予想。

もう最後まで走ることだけしか考える余裕は無い。

ん?靴の中に何か入ったような感じ。
脱いで確認したところではどうもなかったので、気にせず先を行く。
伊予銀行前のエイド、伊予銀行の方が運営されている模様。

地域の協力合ってこその大会であることを思い知らされる。

あとはひたすらゴールを目指すのみ。


国道から分岐して、中心部に向けて直進。
この界隈は銭湯が多く見られ、「あ~早くゴールしてさっぱりしたい!」
と思いながら先を進む。広小路まで出てきた。
赤く光る矢印を頼りに前に行く。
たまたまだがこの区間はランナーが多かった。
信号でちょこちょこ停められるというのもあるかもしれない。
どこかであと2kmの表示、

長い長いと思っていたがもうすぐだ。

矢印に沿って右へ左へ、今治城の中を走る。
しまなみ海道ウルトラ遠足 レポート(その7)(最終)_c0034228_224151.jpg


おっと、階段もあるじゃないか。

今治城を抜けたところであと1km、
「もうすぐゴールですよ。あと5分。」という声援を受け、
ちょっとその気になったが、今の力ではキロ5分はもう出ない。
それでも若干ペースを上げ、ひた走る。
途中の信号で停まるが、思わぬ長さ。
「あれ、なかなか変わりませんね。」と声を掛け合っているとようやく青に。
テクノプラザはどこだったかなと思っていると、
沿道の人が増えてきて、交通整理をされている人が見えた。
敷地に入りゴールが見えた。最後は両手を挙げてゴール。
しまなみ海道ウルトラ遠足 レポート(その7)(最終)_c0034228_22411838.jpg

苦しい走りだったが、ようやくゴール出来た。
ゴール後は荷物を受け取り、2階で着替える。
最後の靴の中の違和感は水膨れが出来ていたことがわかった。
着替えながら今回の大会を振り返る。
中盤からの暑さが堪えたが、

ゴールすれば、それも思い出に変えることが出来た。

その後は模擬店利用券を使って、カレー・ビールをいただき、
お土産を買って会場を後にした。
走った後のビールの美味しさを堪能出来た。
余談ではあるが、帰りの列車の中で、雨になったのはちょっとびっくりした。
何だかんだ言っても長いウルトラ、
とにかく完走を目標にして走ったが、
普段から長距離を走る練習が必要だと認識した。
しばらく予定は無いが、長距離も交えながらぼちぼち走ることにしたい。

※大変遅れ馳せながらのレポートをご覧いただき、ありがとうございました。

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by fujitaka_1 | 2014-07-06 22:41 | マラソン


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