<20km~25km>
20km前後からしばらくは平坦で走りやすい区間。 もうすぐ浦戸大橋の上り坂とあって、 「今のうちにスピードを上げておかないといけないな。」 という気になっていた。 中間点を通過、1時間54分くらい、 昨年よりは少し遅いが、まだまだ行けないことはない。 むしろこれからの走りの方が大事である。 そんなこんなで走っていると、 「キタ~~~~~~ッ!」 コースのポイントの一つ、浦戸大橋である。 スピードを落としてでも走り切ることを目標に、 あまり上を見ずに足元を見つつ走る。 ゆっくりでもやはりきついが、息を吐きながら何とか走り続けられている。 もうすぐ頂上というところで23kmの表示、 「ここを上ればもうそんなに坂はないんだ。」 (実際にはゴール前にもあるが)と言い聞かせながら走る。 ようやく橋の最高地点、ここから勢いよく下る。道なりに走り、花海道区間。 今までぼちぼちのペースで走れていたが、 ここからが正念場となる。 知り合いの応援を受けながらひた走り、25km地点通過。 あ、スイーツのエイドで止まるタイミングを逃してしまったのは 今思うとちょっと残念。2時間16分34秒(ラップ27分41秒)。 <25km~30km> 仁淀川河口大橋を折り返して競技場への道に入るまでの約10km、 この花海道をいかに走るかで記録が変わってくる。 左手には雄大な太平洋、時々見る瀬戸内海とはやはりスケールが違う。 前を走るランナーを少しずつ抜きながらエイド以外では止まらないようにひた走る。 この5kmをペースアップして走ろうというセオリーもあり、頑張ってはみるのだが、 今までのペースを維持するので精一杯、 ペースアップは厳しかった。 それでもだんだんきつくなりだすこの区間を一定ペースで走れたのは良かった。 海沿いであるにもかかわらず、沿道の声援が多かったのが走る上で励ましとなった。 29km付近で折り返しのランナーとすれ違うようになる。 おそらく3時間~3時間10分台でゴールされるランナーさん、皆勢いが違っていた。 30km地点通過。2時間45分25秒(ラップ28分51秒)。 頑張ったつもりだったが、1分以上ラップタイムが落ちていたのは残念。 <30km~35km> 折り返しまで約2.5km、 前回は「一体この道はどこまで続くんや!!」と心の中で叫んだが、 そこは2回目出場の「地の利」、 折り返しまでの距離がわかっているだけでも大きい。 もっとも30km地点のほぼ向かいに35km地点があるので、 大体の目安は付くのだが、走っているうちはなかなか気づきにくい。 折り返しのランナーに知り合いを次々に見つけ、手を挙げてエール交換。 声援を励みに、 まずは折り返しまで走り切ることを目標にする。 トンネルをくぐるともう少しだと思えるようになる。 そして見えた折り返し点、少し上ったところにあるが走り切る。 折り返しを過ぎてしばらくして12時のサイレン。 あと9kmちょっとを1時間だが、後半向かい風や上り坂を控えているので、 サブ4にも気が抜けない状況。 ん? 自己ベストはこの時点でかなり厳しいことがわかった。 でもここまで来たら行ける所まで行くしかない。 進行方向が西向きから東向きになり、若干風を感じるようになる。 今までは追い風だったのかな。次の目標は競技場に入る三叉路だ。 歩きこそしなかったものの、だんだんスピードが落ちてくるのが体感出来た。 もうこうなれば前を目指してとにかく走り続けるしかない。 この一点だけで走っていた。 35km地点通過、だいぶん先かと想定していた割には早く到達したなあと感じた。 3時間14分40秒(ラップ29分15秒)。 人気ブログランキングへのクリック、よろしくお願いします。 人気blogランキングへ
by fujitaka_1
| 2014-02-23 22:53
| マラソン
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