だんだんと折り返してくるランナーの数も増えてくる。
知り合いのランナーと手を挙げて励まし合った。 冬の瀬の折り返しを通過し、後は来た道を帰るだけだ。 11kmの給水所、先に通った10kmの給水所の反対側、 次の給水所が3km先とあって、ここでも給水する。 ここからは長い下り坂、 自分の中では勢いをつけて走る。 上っている時に比べればスピードはだいぶん上がっていたとは思うが、 それでも時折抜かれることもあった。 ふと気が付いたが、 走り出してから前のランナーを抜くよりも 後から抜かれることの方が圧倒的に多かった。 皆この暑い中、勢いづいて走れるものだと感心させられる。 ほぼ勢いづいたまま14km付近の給水所、 体中水を浴びているのに、なかなか火照った感じが収まらない。 幾分か下りが緩やかになるが、 平坦になればスピードは上げられないと思われたため、 この区間では頑張って走った。 16km地点、清流館まで帰ってきた。 帰りは「あと○km」の表示に変わる。 あと5kmの表示を通過、給水をし、 ここから我慢の走りを続ける。 気温もだんだんと上がり出し、 日陰があればと思う時に限って、 日差しのきつい中を走らなければならなかったりする。 「もうすぐだ、あと30分もすればゴールしている。」 と自分に言い聞かせながら走る。 あと4kmの地点、大きな声で声援を送ってくれた人がいた。 手を挙げて応えた。 あと3km、最終の給水所、コップの代わりに柄杓で水をいただいた。 ここでも水を思いっきりかぶった。 1kmごとの表示が大体予測出来ていたので落ち着いて走れた。 あと1kmに辿り着こうかという頃、 「2時間切れますよ~!」との声援、 タイムはあまり気にしてなかったのだが、 この声援で少しスピードを上げることが出来た。 ラストスパートまではいかないまでも、最後まで力を出し切ろうと思った。 あと1kmの地点を過ぎてから沿道に人が増えてきた。 既に走り終えたランナーが声援を送ってくれていた。 知り合いのランナーもいて、名前を呼んでいただいた。 疲れていたが、元気になれた。 川沿いの道が終わり、 あとは勢いを維持してそのままゴール! 暑い中、何とか走り切れた。 ゴール後は、スポーツドリンクと汗見川名物のトマトをいただく。 疲れた体に染み渡るように美味しかった。 その後は着替えを済ませ、そうめん・お寿司の昼食をいただき、 抽選会に参加した後(残念ながら当たりませんでしたが…)、帰途についた。 夏の大会は記録云々よりもまずは走り切れることが何よりだ。 まだ暑い夏はしばらく続きそうだが、夏バテに負けないように頑張りたい。 ※えらく遅くなりましたが、ご覧いただきありがとうございました。 人気ブログランキングへのクリック、よろしくお願いします。 人気blogランキングへ
by fujitaka_1
| 2012-08-12 23:11
| マラソン
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