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千羽海崖コースタル・トレイルランニング レポート(その4)

だいぶん日が空いてしまったので、一気に書き上げます。

(参考)千羽海崖コースタル・トレイルランニング レポート(その3)(2012年2月2日投稿)

折り返しから舗装道は何とか走りきれたが、ここから林道へと入る。
千羽海崖コースタル・トレイルランニング レポート(その4)_c0034228_2303562.jpg

舗装道からコンクリート、そして未舗装の道へと変わる。
勾配も徐々にきつくなっていった。
最初こそスピードを落としてでも走っていたものの、また歩きに変わった。
周りのランナーも皆歩いている。
しかし、

「このまま歩き続けていて良いのか。」、

自分の心の中で葛藤が生まれた。
歩くのは仕方ないが、

「ちょっとは走らないといけないのではないか。」、

そこで思いついた作戦、

題して「五十歩百歩作戦」だ。

五十歩走って百歩歩く、
ことわざの五十歩百歩は大して変わらないという意味だが、
全く走らないよりはましだ。
ちなみに五十歩走って平坦あるいは上りが緩やかであれば
そのまま走り続けるので、時に百歩百歩くらいになることもあった。
この作戦?で前を行くランナーを何人か抜くことが出来た。
しかし、それも林道の間まで、
林道から再び山道に変わった瞬間、

もう歩くしか選択の余地が無いような道に変わった。

いや、これを道と言うのだろうか、
シダが両側に生え、多分ここが道なんだろうなあというところを走る。
千羽海崖コースタル・トレイルランニング レポート(その4)_c0034228_2305646.jpg

前には黄色いハンカチがある。
うん、間違いないが、歩くのも息が荒くなるような道、

まっすぐ立つ場所を探さなくてはならないくらいだ。

山道と言えば石鎚山や瓶ヶ森には登ったことがあるが、
その登山道より遥かにきつい上りのような気がする。
途中休憩・給水を挟みながら、何とか行きも通ったと思われる山間の道へ、
しばらく走って449m地点に再びやって来た。
ここから長い下り階段が続く。
行きも感じていたが、とにかく急な階段、
千羽海崖コースタル・トレイルランニング レポート(その4)_c0034228_2311149.jpg

鏑木さんは2段飛ばしで走っていたが、

自分にはとても出来ることではない。

1段1段少し早歩きでゆっくりと行くしかない。着実に進める。
もうだいぶん足にきていた。
後に何人かペースの速そうな人がいたので、道を譲る。
少し間隔を置いて、後を走っているランナーがいるが、
まだ譲るほど迫ってきてはいない。
折りしも長い下り階段が終わろうとしている頃、
間隔を詰められないようにとしばらく走り続けた。
目標があったせいか、
途中で止まりたいという気持ちも無くはなかったが、何とか頑張れた。
山道から舗装道へ、もうすぐ白沢のエイドだと思ったが、
この道も行きに比べて長く感じられた。

「あれ、こんなに長かったっけ??」

上りになっているせいもあるかもしれないが、途中少し歩いてしまった。
何とか白沢のエイドに到着、ここで12時15分くらいだった。
行きと同様に、スポーツドリンクや焼餅とともに、
後半のスタミナを付けるためにと、帰りはパンもいただく。
しばしの休息の後、エイドの人にお礼を言って元来た道を走る。

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by fujitaka_1 | 2012-02-06 22:51 | マラソン


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