だいぶん日が空いてしまったので、一気に書き上げます。
(参考)千羽海崖コースタル・トレイルランニング レポート(その3)(2012年2月2日投稿) 折り返しから舗装道は何とか走りきれたが、ここから林道へと入る。 舗装道からコンクリート、そして未舗装の道へと変わる。 勾配も徐々にきつくなっていった。 最初こそスピードを落としてでも走っていたものの、また歩きに変わった。 周りのランナーも皆歩いている。 しかし、 「このまま歩き続けていて良いのか。」、 自分の心の中で葛藤が生まれた。 歩くのは仕方ないが、 「ちょっとは走らないといけないのではないか。」、 そこで思いついた作戦、 題して「五十歩百歩作戦」だ。 五十歩走って百歩歩く、 ことわざの五十歩百歩は大して変わらないという意味だが、 全く走らないよりはましだ。 ちなみに五十歩走って平坦あるいは上りが緩やかであれば そのまま走り続けるので、時に百歩百歩くらいになることもあった。 この作戦?で前を行くランナーを何人か抜くことが出来た。 しかし、それも林道の間まで、 林道から再び山道に変わった瞬間、 もう歩くしか選択の余地が無いような道に変わった。 いや、これを道と言うのだろうか、 シダが両側に生え、多分ここが道なんだろうなあというところを走る。 前には黄色いハンカチがある。 うん、間違いないが、歩くのも息が荒くなるような道、 まっすぐ立つ場所を探さなくてはならないくらいだ。 山道と言えば石鎚山や瓶ヶ森には登ったことがあるが、 その登山道より遥かにきつい上りのような気がする。 途中休憩・給水を挟みながら、何とか行きも通ったと思われる山間の道へ、 しばらく走って449m地点に再びやって来た。 ここから長い下り階段が続く。 行きも感じていたが、とにかく急な階段、 鏑木さんは2段飛ばしで走っていたが、 自分にはとても出来ることではない。 1段1段少し早歩きでゆっくりと行くしかない。着実に進める。 もうだいぶん足にきていた。 後に何人かペースの速そうな人がいたので、道を譲る。 少し間隔を置いて、後を走っているランナーがいるが、 まだ譲るほど迫ってきてはいない。 折りしも長い下り階段が終わろうとしている頃、 間隔を詰められないようにとしばらく走り続けた。 目標があったせいか、 途中で止まりたいという気持ちも無くはなかったが、何とか頑張れた。 山道から舗装道へ、もうすぐ白沢のエイドだと思ったが、 この道も行きに比べて長く感じられた。 「あれ、こんなに長かったっけ??」 上りになっているせいもあるかもしれないが、途中少し歩いてしまった。 何とか白沢のエイドに到着、ここで12時15分くらいだった。 行きと同様に、スポーツドリンクや焼餅とともに、 後半のスタミナを付けるためにと、帰りはパンもいただく。 しばしの休息の後、エイドの人にお礼を言って元来た道を走る。 人気ブログランキングへのクリック、よろしくお願いします。 人気blogランキングへ
by fujitaka_1
| 2012-02-06 22:51
| マラソン
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