宿毛花へんろマラソン レポート(その7)

参加賞のTシャツ
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制限時間は7時間、
今の調子ならゴールできるところまでは到達はしているものの、
それでは走りきったという充実感も半減、
いや、無くなってしまうかもしれない。
そんな葛藤を続けながら前に足を出すだけの数キロ、

もう「無」の状態になっていた。

一旦は止んでいた雨がまた降り出した。
厚い雲が空を覆っている。
38.3km、3度目の給食所に到着、
スポーツドリンクの他にバナナとチョコレートをいただく。
給食で少しは元気が回復した。
そういや、気持ちが折れていた35km辺りから自分と並走するように走っている人がいる。
「ハア、ハア」その人からは苦しそうな息が聞こえてくる。

「苦しいのは自分だけじゃないんだ、

皆必死で走っているんだ。」


と、自分に言い聞かせる。
給食所に到達した時点で3時間44分くらい、
あと4km足らず、練習の序盤の距離だと思えば楽にはなるかとも思ったが、
さすがにここまで走っていると、

もう「楽」という文字は心の中からは消えていた。

39km過ぎ、見慣れた赤い橋が見えてきた。
最初3~4km辺りまで走ってきたところに帰ってきた。
もうすぐゴールだ。あともうちょっと、
40.2km、最後の給水所で水分を補給する。
雨も激しくなっているが、体はしっかりと水分を欲していた。
ここまで来れば陸上競技場はすぐそこのはずだが、そうは甘くはなかった。
しかもここに来て上り坂である。折れて元気になっていた心がまた折れた。
大股ではあるが、少し歩いた。沿道の声援もあり、再び走り出す。
激しい雨の中、また見慣れた風景、左折すると陸上競技場、
しかし、最後の最後にこれまたきつい上り坂が待っていた。
ポキッ、ポキッ…。

こう何度も心が折れた経験はそうそうない。

また歩く。何とか坂を上りきり、陸上競技場へ昨日車で通った道を走る。
体育館の北側にはたくさんの人がいた。
旗を持って声援を送っている人もいた。
何とか陸上競技場入り、大歓声はないが、ゼッケン・名前をコールしていただいた。

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by fujitaka_1 | 2009-04-01 23:05 | マラソン | Trackback | Comments(0)
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